インタビュー#6

「ブサ顔は、家族の真ん中。」

―― アルバムに生き続ける、黒パグ「点くん」との物語 ――

徳竹麗美さんインタビュー


Q:アルバムづくりを始められたきっかけを教えてください

A:もともと写真を撮るのが好きでした。アメリカ在住時代に友人から「おすすめの写真整理があるよ」と誘われ、ワークショップに参加したのが最初の出会いです。

当時は自己流で写真をまとめていましたが、Creative Memoriesのアルバム作りは続けやすく、それから 約25年 続けています。

忙しい日々の中でアルバムを作る時間は、静かに心を整える大切な時間でした。


Q:ペットとの暮らしについて教えてください

A:子どものころからの夢だった「犬との暮らし」が叶ったのは、娘の8歳のバースデー。

黒パグの「点(てん)くん」が家族になった瞬間から、日常は写真であふれました。

最初は真っ黒な顔がうまく写らず、光の当て方を研究したりと試行錯誤。

パグは目が飛び出たような顔で、人からは「変な顔」と言われることもありますが、私たち家族にとっては——

世界一かわいい“ブサ顔”。

誕生日は人間並みに豪華にお祝い。

夏はクーラーの効いた部屋で“お犬様”のように昼寝。

お気に入りの場所はソファの背もたれ。

近所の、花がきれいな公園が毎日の散歩コースでした。

コロナ禍でも、いつも家族の真ん中で「ブフン」と過ごす姿が、私たちの癒しでした。


Album Life

犬の「かわいい」は、人それぞれ。

でも家族にとっては、“たったひとつのかけがいのない存在”ですよね。

写真を撮るたびに、愛情が積み重なっていく——それこそが「アルバムの原点」だと感じます




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アルバムを開けば、その時に戻れる──娘と一緒に育む思い出のかたち

村野麻湖さんインタビュー


Q:点くんのアルバムにはどんな写真を残していましたか?

A:特別な日も、なんでもない日も、とにかくたくさん撮りました。

パグ好きにはたまらない表情や姿は、すべてアルバムに収めています。

私が点くんの気持ちを代弁するようにジャーナリングを添えていましたが、

子どもたちからは

「これは違うだろ(笑)」

とツッコミが入ることもしばしば。


今年の4月、桜が咲く日に、点くんは虹の橋を渡りました。

いまでも思い出すと涙があふれます。

お別れのあと、火葬の時間に娘と息子がアルバムを開き、写真を見ながら思い出話をしていました。

今もお骨の横には、アルバムの1ページを飾っています。

そのページを前に、今も「この時こうだったよね」と話します。


アルバムは悲しみを癒すものではなく、

愛しさを抱きしめることができるもの。

アルバムの中で、彼は今も生きています。


Album Life

「思い出があること」と「思い出せること」は、全く別のこと。

アルバムは、失ったあとも“つながり続ける関係”を残すと思います。

家族にとってかけがえのない〈心の居場所〉ですね。

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Q:これからペットのアルバムを作る人へ、メッセージをお願いします

A:ペットは、長い時間を一緒に過ごす大切な家族です。

「ペットロス」という言葉の通り、いなくなった時の喪失感は想像以上でした。

思い出すのは、特別な日の写真ではなく、日々の姿です。

何気ない一枚が、何年後かに “あの子らしさ” を確実に思い出させてくれます。


だから、今日のふつうを、ぜひ残してほしい。

当たり前の日々こそ、本当のしあわせ。

アルバムの1ページが、いつでも会えるきっかけになります。

Q:最後に、徳竹さんにとって『アルバムのある暮らし』とは?

A:夢の中で息子を失ったとき、最初に浮かんだのは「もうアルバムを作れない」という絶望でした。

写真を選ぶことも、言葉を添えることもできない——

未来が閉じてしまったように感じました。


でも、夢から覚めて気づきました。

アルバムを作るということは、未来を生きるということ。

私にとってアルバムは、“生きる力” です。


Album Life

徳竹さん、本当に素敵なお話をありがとうございました。

ページをめくるたびに感じる「生きる力」は、きっとこれからもご家族の心を照らし続けることでしょう。

これからも、徳竹さんらしい“愛しさを抱きしめるアルバム作り”をお楽しみください!

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